昨日の地方紙・芸能欄に、脚本家のジェームズ・三木さんのインタビュー記事が載っていまして、それを読ませて頂きまして、今回の「鍵のかかった部屋」に視聴者があれだけ狂喜した理由が判ったような気がしました。
というか、判っていたことを裏打ちして頂いたように感じました。
地方紙のネットワークがあるので、当地以外でも掲載されている地方紙があるのではないか、と思いますので、ちょっと気にしてみて頂けたら、その記事を確認いただけるかもしれません。
三木さん曰く、最近のTVドラマは「説明のし過ぎ」だと。
「
作り手の意図を押し付けている。視聴者は参加したいんです。想像したいし、考えたいのだと思う」と。
ね、その通りでしたよね。
「鍵…」は、見事に、「
想像した」し、「
考え」ましたよね??
レビューサイトなど、殆ど見たこともありませんでしたが、今回ばかりは(公式のコメントがつまらなかったことと、タイムラグがありすぎたこともあって)何ヶ所か覗かせて頂きました。
どこも大変盛況で、皆さんの想像力が、文字通り羽ばたいていました。
参加していました!
三木さんがこんな言葉で表現して下さったことで、なんか、ね、ストンと納得出来てしまったんです。
やっぱり、近年稀にみる良いドラマ、でしたね
余白とか余韻とか、ほんの少しの遊びとか、何でしょう、人生と同じなんですよね。
あんまりカッチリと決まりきった人生より、遊びやゆとりのある人生の方が人には必要ではないですか、という…(笑)
また、中の一文で、「視聴者はスぺクタルより人間の感情が見たいのだと…。
まばたき一つが大事」と仰っていました。
う~~ん、これそ、当(マサ)に今回の大野さんの演技だ!と一人納得した次第でした。