…と言うほどでは無いにしても、色々と考えていることがありますが、そのどれもが、余り直接的なことでは無かったりします。
例えば、今回の国立でのコンサート開催にしても、古参のお姉さま方の中には辛口の評価をしている方が少なからずいらっしゃいます。
ご意見を伺えば、誠にごもっとも、と言いたくもなりまして、影響されての意見、と言われればそれまでなのですが、確かに、国立で開催できることの凄さは分かりますが、それって、本当にFanに寄り添うことなのか、と問われれば、即答出来かねる部分も確かにあるんですね。
「お手振り曲」で会場を縦横無尽に動き回らなくてはならない、って本末転倒の部分もあるように感じるのです。
多分、それは彼ら自身が感じていることではあると思うのですが、最初の国立の折の「広いよね」と言い、どうコミュニケーションを取るのかが課題と言っていた(ニュアンスですが…)大野さんの表情を思い出してしまうのです。
昨年でしたか、ドームと国立のコンサートにおける音の違いをアップして下さっている方がいて、読ませて頂いたのですが、(2公演も参加出来ているのか、というやっかみはこの際、脇に置くとして…笑)、音が抜ける感じと籠って反響する感じ、と言うことを言っていらして、成程、と思ったものですが…。
どちらの会場も、人は集められるのでしょうが、音響的には???ですよね?
それって、コンサートの在り方として正しい選択なのだろうか、と。
費用対効果を考えると、一公演でそこそこのFanの皆様に応えられることもあり、スケジュール的にもタイトにならず、確かに効果的なのでしょうね。
ただ、踊りはまだしも、「歌」は情況的には厳しいのではないかと、素人ながら考えるわけです。
でも、ね、彼らのスケジュールを考えれば、ドームツアーが精々で、各地を回るなんてことは不可能に近い訳ですから、やむを得ないのかな、と……!!
ただ、やむを得ないとは言え、それが納得できることかと云えば、それは又別問題だとは思います。
仕事の種類がね、本当に色々で、彼らの忙しさたるや、凡人には想像もつかないものがあると頭では理解できますので、それに、そのジレンマを感じているのは、多分ご本人たちの方だろうとも思いますので、声高に言い立てることは出来ないと思っていますが、仕事の選択が必要な時期に、とっくの昔に来ているのではないか、とは愚考しております。
また、今回のリクエストについても、何でも過去にもあったのだとか?
でも、その選曲の発表の仕方が納得いかなかった方もいらしたのだとか。
ま、伝聞ですので、あくまでも「らしい」の世界ですが…。
で、今回も、9月の公演で、8月には24時間TVがあって、それなのに、今のこの時期のリクエストで、本当に応えられるのか、構成も曲のブラッシュアップにも、それなりの時間は必要ですよね?
とんでもなく予想ハズレの曲が30曲の中に入ってきたら、本当に間に合うんだろうか、とか、ね。
さとっさんが、最近、雑誌で語っていた、「みんなの方が曲を知っている」って状態だとしたら、歌い込み不足になること必至、ではありませんか。
あの折も「歌い手」の発言ではないと、苦言を呈したかと思いますが、実のところ、いい曲が沢山あるんですからね、歌い込んで、味わい深い楽曲に仕上げて欲しいと切に思います。
コンサートの発表は嬉しいですよ、でも、彼ら自身の状況は、ベストパフォーマンスまでかなり遠いのではないかと危惧もしているのです。
どんな人間だって、忙し過ぎることが良い結果を生むはずはない、と思っていますので、ちょっとだけね、思っていることを言わせて頂きました。
9月には、最高だった!という参加した皆様の声が聞けますように、切に切に祈ります。