15日は、ハワイでの結成から満13年、中学生も2年を迎えるお年頃、いよいよ14年目に突入で、リーダーの言を借りればここは15年目への通過点、なんでしょうか?
ついでに、グッズのプレ販売も盛況だったようですね。
う~~ん、ここまでヒートアップするって、何なんでしょうね。
今更な発言なんですけど、最近分からなくなっています。
今回はオレンジ色が基調なのだとか? およそで実物の画像拝見しましたが、あまり食指が動かない、感じ?でしょうか???(気に入っている方がいらっしゃいましたら、発言ご容赦のほどを…!あくまで、私個人の感想と流して下さると嬉しく思います)
さて、最近、週末に家族が揃うことが多く、(良い事です、ハイ!)その為一人の時間が確保できなくて、ストレス解消もままならなかった(らしい)のですが、この週末は久しぶりに一人の時間を持てまして、で、何をしていたかと言いますと、久々にゆっくりと「鍵…」を観賞(全部ではありません、9話から11話まで)したり、中島潔さんの展覧会に(こちらは鑑賞でしょうか 笑)行ったりしておりました。
風の画家と称される中島さん、今回のメインは清水寺に奉納されたという46面の襖絵で、その他に金子みすずの詩に付けたイラストなどもありました。
別な展示室にある大観とか松園とか玉堂とかの作品とは、当然、というかまるで違っていて、独特なディフォルメをされた十二単などに現代性を感じたりして…!
で、素朴な疑問が一つ、現物の襖絵を借りてきちゃったということは、今現在は違うものがその部分に収まっているのかしら、ということ。もしかして、素通し、なんてことは、無いですよね??(参拝したら、無かった、って場合もあるよね、と、なんか、申し訳ないように感じてしまいました)
でも、この襖絵を見て、その色彩の豊かさに圧倒され、ついでに妖艶と言えるようなかぐや姫と天女に、お寺さんにこれで本当にいいのか?と余計な心配をしたりしておりました。
若冲も、水墨の襖絵を奉納していましたよね。
あの時は、月の光に照らされた空間の表現に圧倒されましたけど、やっぱり、現物の持つ力って凄いなぁと、最終的にはありきたりの感想に落ち着いた次第です(笑)
ここで若冲が引き合いに出されるってところが、我ながら、でありますけれど……(苦)
そんなこんなで、そこそこ充実した感のある連休でしたが、本題は「鍵…」の方です。
久しぶりに榎本さんのご尊顔を拝し、不思議な感じがどうしても消えなくて、先日のTV誌ですか?、メガネ一つで榎本さんにシフト出来るというような発言があったとか聞き及んでいたこともあり、浮かんだのが「
位相をずらす」という言葉でした。
よく、大野さんの演技を評して、「
憑依型」とか言われますが、役が憑依する、というより、大野智本人が別世界にスライドしているような印象を受けるのです。
…ので、よく、私は扉が何枚とかいう表現を使うのですが、扉の場合のイメージですと連続していて、位置を変えていく感じですよね。深くなったり、広くなったりはしますが、あくまでも続いているイメージです。
で、位相だと、物理で言えばphaseでこれが今の場合には一番近い感じ。
三次元を表す三点の座標軸、ってなことはややこしいので脇に置くとして、私のイメージだと、今いる位置を角度をずらすことによって別の世界に移行する、という感じ。
これだと、作業時間がコンマで終了する、様な気がする…。
例えば、他の共演者の方のコメントなどで、椅子に座って休んでいるときは大野さん、でも一歩踏み出す時には、役に入っている、というようなお話を聞くと、やっぱり、そこにはタイムラグが無くて、一瞬にその世界にスライドしているイメージがあるんです。
で、二つの位相にまたがって存在しているが故に、撮影期間のさとっさんには実態が不足して(我々が見ている界:相には100%存在していなくて)透明感が増すのではないだろうか、と??
今回、最終話までのあれこれをじっくり眺めて、改めて、この人は榎本径さんだよね、と思い、そんなどうでもいいような考察を重ねておりました。
で、こういうどうでもいい(他人様からしたら)ことに費やせる時間を持てることというのが、最高に幸せな時間なんだな、と実感いたしました(笑)